20060325

昨日の卒業式はなかなか面白い1日だった。僕は午前中にあった学長のありがたい話などはパスして午後から入場したのだが、その前の昼休みの使い方が面白かった。大学近くにうなぎ屋があって、車で横を通るたびに、よく友人と「卒業までに一度はここで食べたいよなぁ」と話していた店だ。昨日はそこでうな重を食べた。ほんとのほんとに卒業ギリギリのところで叶った夢であった。まあ、そんなことをしていたおかげで、肝心の式にはかなり際どいタイミングで入場することになってしまったので、そこはけっこうニヤニヤもんだったのだけど・・・。ほんとに後1、2分遅かったらアウトだったと思う。最後の最後だというのにドタバタしてしまった。反省。でもうな重は最高にんまかったのでこれもいい思い出である。
式後はみんな(何人くらいだろう。正確には分からないがたぶん10人くらい)で集まって飲もうという話になった。でも僕はそれとは別の4人くらいの集まりに参加することにした。ぶっちゃけ僕は酒の席というのは苦手である。理由は至極単純で、僕自身が酒をほとんど飲めないからだ。父も相当に弱いのでこれはもう遺伝なんだと諦めている。大学に入りたての頃に、1人部屋で缶酎ハイを飲んで鍛えようとしたこともあるが、ビールを一杯飲めば腹まで真っ赤になる体質は全く改善されなかった。それに、酒を飲まないからという理由で色々頼りにされるのも苦手だ。飲める人たちが好き勝手に飲んで、その面倒を僕が見るというのが嫌なんだ。でもだからといって飲み会に全然参加する気がないのかというとそんなことはない。飲むことがメインでなく、話をすることがメインなら大丈夫だ。逆に今日は朝まで飲もうぜ的なノリだと困ってしまう。飲まなきゃダメっていう空気が苦手なのだ。
途中までは僕が参加した小さな集まりを、大きな集まりの方に連れて行こうかと考えていたのだけど、結局そんなことはせずに小さな集まりで楽しい夜をおくり、家に帰ってきたのは朝5時だった。一緒に四年間を歩いてきたみんな。卒業おめでとう。